インビザライン・ファースト
生えかわりの時期に使う透明なマウスピース型の装置
インビザライン・ファーストとは
生えかわりの時期のお子さん向けにつくられた、取り外し式の矯正装置です。
透明なプラスチックでできたマウスピース型の装置で、お子さんのお口に合わせて作った、少しずつ形の違うマウスピースに順番に取り替えていくことで歯を動かします。ワイヤーやブラケットを歯につけないので見た目が気になりにくく、食事と歯みがきのときは自分で外せます。
当院ではネオキャップ・ビムラーとプレオルソも扱っています。どれが合うかは、歯並びとあごの成長を拝見し、お子さんの性格や生活のリズムもうかがってから考えます。
透明なマウスピースなので、学校で目立つのが気になって矯正をためらっているご家庭の選択肢のひとつになります。
ご相談の日はお口の中を見せていただき、どんな方法が考えられるかを整理してお話しします。

主な特徴
透明で目立ちにくいことと、自分で取り外せることが主な特徴です。

目立ちにくい
透明で薄いので、正面から見てもすぐには気づかれにくい装置です。

外して歯がみがける
歯みがきのときは装置を外すので、仕上げみがきを含めて、これまでどおりに磨けます。外した装置は、そのときに洗えます。

食べるものを選ばない
外して食事ができるので、かたいものや粘り気のあるものを避ける必要は基本的にありません。給食や外食のときも、まわりと同じものを食べられます。
※どの装置が合うかは歯並びやあごの成長によって異なり、インビザライン・ファーストが向いていないお子さんもいます。
インビザライン・ファーストを使う時期
乳歯と永久歯が混ざっている時期のお子さんを想定した装置で、前歯が永久歯に生えかわりはじめ、奥に6歳臼歯が出てきたころが目安です。年齢でいえば小学校の低学年から中学年が多いのですが、生えかわりの進み方には個人差があります。
始める時期の判断
まだ乳歯が多く残っていて、もう少し待ったほうがよいこともあれば、生えかわりが進んでいて、別の装置のほうが合うこともあります。そのため、年齢だけで決めずに、いま生えている歯とあごの状態を見て判断しています。
検査のうえで、いまは様子を見ましょうとお伝えすることもあります。早めにご相談いただければ、すぐに始めなくても、その間の変化を見ながら始める時期を考えられます。
見えている歯並びだけでは分からないこともあるので、判断にはレントゲンでの確認が欠かせません。永久歯の位置やあごの成長は、CTとセファロ(横顔のレントゲン)もあわせて確認します。
インビザライン・ファーストを始めるまでの流れ
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矯正相談
気になっているところをうかがい、お子さんがご一緒のときはお口の中も見せていただきます。いま始めたほうがよいのか、もう少し待てるのかもお話しします。
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検査と結果のご説明
お口の写真とレントゲン(CT・セファロ)をもとに、歯並びとあごの成長を確認します。考えられる方法をいくつかお伝えし、別の装置をおすすめすることもあります。
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歯の形の記録
マウスピースを作るために、歯の形を細かく記録します。記録には、小さなカメラでお口の中をなぞって撮影するスキャナを使う方法と、型を取る方法があり、当院では iTero という口腔内スキャナで撮影し、型取りの材料を使わずに記録します。当日の進め方は事前にご説明します。じっとしているのが苦手なお子さんは、途中で休みながら進めます。
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治療計画の確認
歯がどの順番で動いていく計画なのかを、画面でご覧いただきます。画面の動きはあくまで計画で、実際の変化は成長や装着時間によって変わります。内容にご納得いただいてから、マウスピースの作製に進みます。
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装置のお渡しと使い方の練習
マウスピースが届いたら、入れ方と外し方をその場で練習し、保管の仕方と洗い方もご説明します。その後は定期的に通っていただき、歯の動きと装着の様子を確認していきます。
※ 通院は2〜3か月に1度(調整料3,300円税込)、装置を使う期間は1〜3年が目安で、そのあと半年以上は保定装置(リテーナー)を使います。お口の状態によって変わります。
1日20〜22時間の装着が目安なので、食事と歯みがきのとき以外はつけたまま過ごします。
マウスピースを始める前に考えていただきたいこと
- 食事のあとに歯をみがく習慣が、ある程度ついている
- 外したマウスピースを、その場でケースにしまえそう
- 学校へ持っていくものを、自分で管理できている
- 「つけようね」の声かけに、応じられることが多い
- 給食のあとに口をゆすぐ時間がとれそう
- 朝と夜に、家族の誰かが装着を見てあげられる
- 定期的に通院する時間をつくれる
- お子さん自身が「やってみたい」と思っている
全部に丸がつかなくても始められます。気になる項目があれば、どう補えるかをご相談しながら考えます。
通院のたびに歯科衛生士が装着の様子をうかがい、ご家庭で困っていることもお聞きします。うまくいかない時期があれば、やり方を変えられないかご相談ください。
なくしたり壊れたりしたときの対応
マウスピースは薄くて透明なので、外したあとに置いた場所を忘れやすく、ティッシュに包んでおいたらそのまま捨ててしまった、給食のあとトレーにのせたままにしてしまった、ということもよくあります。困ったときはがまんせずに、早めにご連絡ください。
| こんなとき | ご家庭でしていただきたいこと |
|---|---|
| なくしてしまった 探しても見つからない |
何もつけない時間が続くと、歯が元の位置へ戻ることがあります。早めにご連絡ください。 |
| 割れた・欠けた | かけらでお口をけがしないように、使うのをやめてください。ひとつ前のマウスピースに戻るか、次のものへ進むかは状態によって違いますので、ご自分で判断する前にご連絡ください。 |
| 入れるときに強い痛みがある | 無理に押し込まずに、ご連絡ください。痛みの出方や時期をうかがったうえで、前の段階のマウスピースに戻っていただくこともあります。 |
| つけ忘れた日が続いた | そのままお話しください。実際の装着時間に合わせて、計画のほうを調整することがあります。 |
治療費と保険の扱い
保険適用保険診療の対象と通い方
- 歯並びやかみ合わせを整える矯正治療は、原則として保険がきかない自費診療です。
- 「口腔機能発達不全症」は2018年から保険で診られるようになり、18歳未満の方が対象です。月に1回通っていただき、検査とご説明のあとにトレーニングを行います。
- 装置で歯を動かすことと、保険で行うお口の機能のトレーニングは、目的が違います。どちらが必要かは検査のうえでご説明します。
- むし歯の治療や予防は、多くは保険診療で行います。
※お子さんの状態によっては保険の対象とならないことがあります。検査のうえでご説明しますので、まずご相談ください。
治療費は660,000円(税込)で、ほかに検査・診断料が5,500円(税込)、調整料が2〜3か月に1度3,300円(税込)かかります。費用は、検査の結果をふまえて始める前にご説明します。症例によっては追加の費用がかかる場合があり、その場合も始める前にご説明します。ご説明した日に決めていただく必要はありません。
※ インビザライン・ファーストは自費診療としてお受けいただく治療です。インビザライン・ファーストで使うマウスピース型矯正装置は、医薬品医療機器等法(薬機法)の承認を受けていない未承認医療機器です。アライン・テクノロジー社の製品で、インビザライン・ジャパン株式会社を通じて入手しています。国内にも、マウスピース型矯正装置として薬機法の承認を受けたものが複数あります。諸外国では、1998年に米国食品医薬品局(FDA)から医療機器として販売の許可を受けています。これまでに重大な副作用の報告はありません。
よくいただくご質問
痛くありませんか。
新しいマウスピースに替えた直後は、歯が押される感じや、かんだときの違和感が出ることがあります。多くは数日でやわらぐといわれていますが、感じ方には個人差があります。つらいときはご連絡ください。
学校ではどうすればいいですか。
はい、学校にもつけていってください。給食のときは外すので、ケースを持たせてあげてください。机やトレーにそのまま置くとなくしやすいので、「外したらケースに入れる」ことを先生にも伝えておいてください。
これで歯並びはきれいになりますか。
どのくらい変わるかは、もともとの歯並びやあごの成長によって違い、毎日の装着時間にも左右されます。すべてのお子さんに同じ結果が出るとはお約束できず、途中で計画を見直すこともあります。考えられる見通しは、検査のうえでお伝えします。
矯正が終わったあとに歯がまた動くことはありますか。
あります。歯には、動かしたあとに元の位置へ戻ろうとする性質があるといわれています。そのため、整えたあとは保定装置で位置を保つ期間があります。生えかわりが続く時期は、あとから出てくる永久歯の様子を見て、あらためてご相談することもあります。
鼻がつまっていて口が開きがちです。装置で変わりますか。
インビザライン・ファーストは歯を動かす装置で、鼻づまりを治すものではありません。鼻づまりは耳鼻咽喉科でのご相談をおすすめします。お口まわりの筋肉の使い方は、MFTでお手伝いできることがあります。
あわせてご覧ください
このページは、一般的な情報をご紹介するものです。お口の状態には個人差があり、書かれていることがすべての方に当てはまるわけではありません。気になる点がありましたら、歯科医師にご相談ください。
掲載している写真には、イメージ写真を含みます。症状の説明に使っている写真は、実際の患者さんではありません。
医療法人社団愛北 オーク歯科クリニック(北海道釧路市昭和中央4丁目18-1 イオンモール釧路昭和店1F)
インビザライン・ファーストの費用とリスク
インビザライン・ファーストは自由診療のため、保険は使えません。費用と主なリスク・副作用は次のとおりです。
マウスピース矯正(インビザライン)|費用とリスクについて
透明なマウスピース型の装置で行う矯正治療です。
| 矯正相談 | 無料 |
| 検査・診断料 | 5,500円(税込) |
| インビザライン・ファースト | 660,000円(税込) ※症例により追加費用をいただく場合があります |
| 調整料 | 3,300円(税込) 2〜3か月に1度 |
主なリスク・副作用
- 歯磨き等のセルフケアを怠ると、むし歯や歯周病のリスクが高くなります
- 装着時間を守らないと、計画どおりに歯が動かない、治療期間が延びる場合があります
- 矯正治療が完了した後は、後戻りを防ぐために保定装置を装着します。保定装置を正しく使用しないと、再度矯正治療が必要になる可能性があります
- 歯と顎のバランスによっては、ご自身の歯を削る場合があります(削る量は個人差があります)
- まれに歯の根が短くなる可能性があります
- 装置装着後、痛みを感じることがあります
- 頬の粘膜・唇・舌などに、口内炎ができることがあります
- 歯周病等で歯ぐきが下がっている方は、歯を動かすことでさらに歯ぐきが下がる可能性があります
- 重なっていた歯がきれいに並んだことで、歯ぐきと両隣の歯との間に三角形の隙間ができる可能性があります
自由診療です。保険は適用されません。お支払いは月々5,900円〜(軽度の症例・デンタルローン84回払いの場合)の分割にも対応しています。 インビザライン・ファーストで使うマウスピース型矯正装置は、医薬品医療機器等法(薬機法)の承認を受けていない未承認医療機器です。アライン・テクノロジー社の製品で、インビザライン・ジャパン株式会社を通じて入手しています。国内にも、マウスピース型矯正装置として薬機法の承認を受けたものが複数あります。諸外国では、1998年に米国食品医薬品局(FDA)から医療機器として販売の許可を受けています。これまでに重大な副作用の報告はありません。


