ネオキャップ・ビムラー矯正|費用とデメリット

平日 9:00-12:30/14:00-17:30土曜 9:00-17:00 休診:日曜・祝日

NEO-CAP BIMLER

ネオキャップ・ビムラー

主に寝ている間に使う取り外し式の矯正装置

ABOUT

ネオキャップ・ビムラーとは

歯に固定せず、取り外して使う子ども用の矯正装置です。

あごの成長に働きかけて、歯が並ぶ場所に余裕が出てくることをねらっています。効果の出方には個人差があり、始める時期や毎日使えた時間などによって変わります。そのため、検査でいまの状態を確かめてから始め、始めたあとも記録をとりながら進めていきます。

装置はやわらかい弾力のあるつくりで、お口の中を強く締めつけることはありません。つけている間は、呼吸や飲み込みのときの舌やくちびるの動きが、あごの発育を後押しする方向に導かれると考えられています。

ネオキャップ・ビムラーは、Neo-Cap System の認定を受けた医院で扱う装置で、当院はNeo-Cap System 認定医院(同システムによる認定であり、行政機関の許認可ではありません)です。あわせて国際的な研究会であるIFOCSにも参加して、装置の使い方や見立て方を学んでいます。

取り外し式の矯正装置を持っている子ども
WHY

取り外し式の装置を中心にしている理由

当院の小児矯正では、できるだけ歯を抜かずにすむことと、痛みを少なくすることを大切にしています。ただ、痛みの感じ方には個人差があるため、まったく痛みが出ないとお約束することはできません。

小さいころに痛い思いをして歯医者が苦手になってしまうと、その後の通院にも響きます。そうしたことを考えて装置を選んでいくと、取り外しのできるものが中心になります。痛みが出そうなときは、がまんさせずに、そのつど装置を調整して和らげるようにしています。

主に眠っている間に使います

つけるのは就寝中が中心です。

永久歯を抜くことを前提にしません

歯が並ぶ場所が足りないとき、大人の矯正では歯を抜いて場所をつくることがあります。ネオキャップ・ビムラーは、あごが成長する時期に歯の並ぶ場所を広げて、抜かずにすむ方法を探るための装置です。ただ、すべてのお子さんが抜かずに終えられるとは限りません。

取り外して歯みがきができます

歯に固定する装置だと、どうしても磨きにくいところができてしまいますが、ネオキャップ・ビムラーは外せるので、歯みがきもフロスもいつもどおりにできます。

CHECK

ネオキャップ・ビムラーを検討する目安

ご相談にいらっしゃる方の多くは、なんとなく気になっているという段階です。次のような様子は、あごの発育やお口の使い方と関わっていることがあります。

ご家庭で気づきやすい歯ならびとくせ

  • 前歯が重なって生えてきた、または生える場所が足りないように見える
  • 上の前歯が下の前歯を深く覆っていて、下の歯がほとんど見えない
  • かみ合わせたとき、上下の前歯のあいだにすき間が残る
  • 下のあごが前に出ているように見える、または左右にずれて閉じている
  • ふだんから口がぽかんと開いていて、くちびるが乾きやすい
  • 食事に時間がかかる、または丸のみのように飲み込んでいる
  • 寝ているあいだ口で息をしているように見える
  • 頬づえがくせになっている

当てはまるものがあっても、すぐに装置が必要になるとは限りません。装置を使わずに、食べ方や姿勢を見直したり、お口のトレーニングから始めたりするご提案になることもよくあります。心配な様子があれば、早めにご相談ください。

TIMING

ネオキャップ・ビムラーを始める時期

始める時期は、年齢の数字よりも、あごの成長がどのくらい残っているかを見て決めています。

あごは身長や体重と同じように、体が大きくなるのにあわせて育っていきます。ネオキャップ・ビムラーは、あごが育つ力が残っている時期に使う装置なので、生えかわりの進み方やお口の使い方を見たうえで、始める時期をご相談します。

時期 お口とあごの様子 この時期に考えられること
乳歯だけの時期 あごの成長がさかんな時期です。乳歯のあいだに自然なすき間が見られることがあります。 食べ方や飲み込み方、姿勢や呼吸のくせを整えることが中心です。装置を急がない場合もあります。
前歯が生えかわるころ 永久歯の前歯が出そろい、並ぶ場所が足りているかどうかが見えはじめます。 装置を使うかどうかの判断がしやすい時期のひとつといわれています。
奥歯が生えかわるころ かみ合わせが決まっていく時期です。あごの成長はまだ残っています。 お子さんの状態に合わせて、装置の種類を選びなおすことがあります。
永久歯がそろってから あごの成長はゆるやかになっていきます。 歯そのものを並べる方法が中心になり、別の装置をご提案することがあります。

※表は一般的な目安で、進み方には個人差があります。当院では、5〜8歳半ごろを始めやすい時期の目安にしています。ほかの年齢でも始められる場合がありますので、ご相談ください。

FLOW

矯正相談から定期チェックまでの流れ

  1. 矯正のご相談

    気になっていることを、お子さんとご家族からうかがいます。お口の中を拝見して、いまどんな状態か、装置が必要になりそうかの見通しをお話しします。この日に装置を決めることはありません。

  2. 検査

    レントゲンとセファロ(横顔を決まった角度で撮るレントゲン)を撮り、お口とお顔の写真や歯型などをとって、あごの形や骨の状態を画像で確かめます。まだ生えていない永久歯がどこにあるかも、このときに確認します。永久歯が埋まったままになっていないかなど、平面の画像では分かりにくいことがあるときは、CTも撮影します。何のために撮るのかは、そのつどご説明します。

  3. 診断のご説明

    検査で分かったことを、画像をお見せしながらご説明します。装置を使う場合は進め方と期間の見通しを、使わない場合はその後に考えられることをお伝えしますので、ご家庭で相談してからお決めください。

  4. 装置の製作とお渡し

    お預かりした歯型をもとに、お子さんに合わせた装置をつくります。お渡しの日には、つけ外しを練習していただき、洗い方や保管の仕方、慣れるまでの過ごし方などをご説明します。

  5. 約1か月ごとの定期チェック

    装置の当たり具合を調整して、あごの変化を記録していきます。歯みがきの確認と、必要に応じてお口のトレーニングも行います。

時期やお子さんの状態によって間隔が変わることもあり、ご家庭のご予定もうかがいながら、無理のない間隔を決めていきます。

治療中の変化は記録で確かめます

舌の位置や鼻で息をしているかどうかなども、あごの発育と関わっていると考えられています。そのため、必要に応じてMFT(お口のトレーニング)を組み合わせ、装置を外したあとも歯ならびを保ちやすい状態をめざします。MFTは歯科衛生士が担当します。

保険適用保険診療の対象と通い方

  • 口腔機能発達不全症は、2018年から保険で診られるようになりました。
  • 対象は18歳未満のお子さんです。
  • 月に1回通っていただき、検査とご説明のあとにトレーニングを行います。
  • ネオキャップ・ビムラーの装置代は保険の対象外です。

※お子さんの状態によっては保険の対象とならないことがあります。検査のうえでご説明しますので、まずご相談ください。

COST

装置代と治療期間

装置代は550,000円(税込)で、症例によっては追加の費用がかかる場合があります。矯正相談と毎月の調整料は無料で、検査・診断料は5,500円(税込)です。お支払いの方法は、ご相談のときにあわせてご説明します。

取り外し式の矯正装置を手のひらにのせているところ

ネオキャップ・ビムラーは使った時間に応じて働くと考えられている装置なので、つけ忘れが続くと、思うように進まないことがあります。装置をお渡ししたあとも毎日続けていけるように、使う時間や置き場所などの工夫をご家族と相談していきます。

あごの成長には個人差があり、はじめの見通しどおりに進まないこともあります。その場合は途中で方針を見直して、別の装置をご提案したり、成長を待ったりすることもあります。どのお子さんにも同じ結果が出るとお約束することはできませんので、そのつど記録をお見せしながらご相談します。

鼻づまりが続いて口で息をしている場合は、耳鼻咽喉科でのご相談が先になることがあります。

※装置を使う矯正は自由診療です。

Q&A

よくいただくご質問

痛みはありますか。

強い力で歯を動かす装置ではないので、締めつけられるような痛みは出にくいとされています。ただ、感じ方には個人差があり、慣れるまでの数日は違和感が出ることもあります。当たって痛いところは調整しますので、がまんせずにお知らせください。

学校にはつけていきますか。

基本的には、学校にはつけていきません。就寝中を中心に使っていただく装置で、日中につけるかどうかはお子さんの状態によって変わるため、装置をお渡しするときにお伝えします。

つけ忘れた日があっても大丈夫でしょうか。

1日や2日つけ忘れたからといって、それまでの分がむだになることはありません。ただ、つけ忘れが続くと進み方はゆっくりになります。装置の置き場所を決めるなど、お子さんを責めずに続けられる工夫をご家族と考えていきます。

どのくらいの期間がかかりますか。

あごの成長に合わせて進める方法なので、標準的な治療期間の目安はおおよそ4〜5年です。永久歯が生えそろって状態が安定したところで終了し、その間は約1か月ごとに通っていただきます。生えかわりや成長のペースによって期間は変わりますので、お子さんの見通しは検査のあとにあらためてお伝えします。

ほかの装置とどう違うのですか。

使う時間と作り方が違います。ネオキャップ・ビムラーは歯型をとって作り、主に寝ている間に使います。プレオルソは決まった大きさの中から選ぶやわらかい装置で、日中の1時間と寝ている間に使います。どれが合うかは、検査の結果を見てご提案します。

※小児矯正は公的医療保険が適用されない自費診療です。費用の目安は、矯正相談が無料、検査・診断料が5,500円です。装置代は、プレオルソが55,000円、ネオキャップ・ビムラーが550,000円、インビザライン・ファーストが660,000円です(いずれも税込)。調整料は、ネオキャップ・ビムラーは無料、インビザライン・ファーストは2〜3か月に1度3,300円(税込)です。症例によっては追加の費用がかかる場合があります。分割でのお支払いもご相談いただけます(軽度の症例でデンタルローン84回払いの場合、月々5,900円〜)。主なリスク・副作用として、決められた時間どおりに装置を使えないと計画のとおりに進まないこと、治療のあとに歯が動いて元に戻ること(後戻り)があること、装置に慣れるまで違和感や発音のしにくさが出ること、装置のまわりが磨きにくくむし歯のリスクが上がることがあります。ご不安な点は、診療の際にご説明します。

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あわせてご覧ください

※インビザライン・ファーストで使うマウスピース型矯正装置は、医薬品医療機器等法(薬機法)の承認を受けていない未承認医療機器です。アライン・テクノロジー社の製品で、インビザライン・ジャパン株式会社を通じて入手しています。国内にも、マウスピース型矯正装置として薬機法の承認を受けたものが複数あります。諸外国では、1998年に米国食品医薬品局(FDA)から医療機器として販売の許可を受けています。これまでに重大な副作用の報告はありません。

このページは、一般的な情報をご紹介するものです。お口の状態には個人差があり、書かれていることがすべての方に当てはまるわけではありません。気になる点がありましたら、歯科医師にご相談ください。
掲載している写真には、イメージ写真を含みます。症状の説明に使っている写真は、実際の患者さんではありません。
医療法人社団愛北 オーク歯科クリニック(北海道釧路市昭和中央4丁目18-1 イオンモール釧路昭和店1F)

COST & RISK

ネオキャップ・ビムラーの費用とリスク

ネオキャップ・ビムラーによる矯正は、保険が使えない自由診療です。装置代などの費用と、主なリスク・副作用は次のとおりです。

ネオキャップ・ビムラー矯正|費用とリスクについて

取り外し式の装置を就寝時に装着し、上下のあごの骨の成長を導いて、大人の歯が並ぶ場所をつくることをめざす矯正方法です。

矯正相談 無料
検査・診断料 5,500円(税込)
装置代(ネオキャップ・ビムラー矯正) 550,000円(税込) ※症例により追加費用をいただく場合があります
毎月の調整料 無料
治療期間の目安 おおよそ4〜5年(永久歯が生えそろい、状態が安定するまで)
通院の間隔 約1か月ごと

主なリスク・副作用

  • ゆっくり歯を動かすため、最低4年ほど期間がかかります
  • 装着時間が不足すると、良好な結果が得られません
  • 夜寝るときに装置をお口に入れておく必要があります
  • 生涯の歯並びを保証するものではありません(成長により通常矯正が必要になる場合があります)
  • 症状が改善されない場合は、他の矯正治療に移行する場合もあります

自由診療です。保険は適用されません。お支払いは月々5,900円〜(軽度の症例・デンタルローン84回払いの場合)の分割にも対応しています。

ご予約・ご相談

お子さんの歯やお口のことで気になることがあれば、お電話かWEB予約からご相談ください。

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