子どものお口ポカン・口呼吸|原因と直し方

平日 9:00-12:30/14:00-17:30土曜 9:00-17:00 休診:日曜・祝日

MOUTH BREATHING

子どもの口ポカン・口呼吸

テレビを見ているときや寝ているときに、お口が開いたままになっていないか見てみてください

WHY

口呼吸とは

鼻の代わりに口で息をしている状態を、口呼吸といいます。

ふだんは鼻で息をして、お口を閉じているのが自然な状態です。お口がぽかんと開いていると、そのぶん口で息をしている時間が長くなっていることがあります。

当院では、お口が閉じにくい理由を確かめるところから始めています。

左はお口が閉じている状態、右はお口が開いたままです。※イメージです。実際のお子さんの写真ではありません。
CHECK

ご家庭で気づける様子

日中と寝ているときのことを思い出しながら、当てはまるものがないか見てください。

口ポカン・口呼吸のチェック

  • 気づくと、お口が開いている
  • 口を開けて寝ている
  • いびきをかく・寝相が悪い
  • くちびるが乾いている・荒れやすい
  • 上くちびるが富士山のような形をしている
  • ごはんを食べるとき、音が出る・こぼれる
  • 鼻がつまりやすい・鼻をよくさわる
  • 風邪をひきやすい・のどをよく痛める
  • 姿勢が崩れやすい・あごが前に出る
  • 滑舌が気になる・さ行やた行が言いにくい

当てはまるものがあって気になるときは、ご相談ください。

CAUSE

口が開く理由

原因はお子さんによって違い、いくつかが重なっていることもあります。

鼻が通りにくい

アレルギー性鼻炎や扁桃の大きさなどで鼻が通りにくいと、口で息をするほうがラクになることがあります。その場合は、耳鼻咽喉科の受診もおすすめしています。

お口まわりの筋肉

くちびるやほおの筋肉の力がまだ弱いと、お口を閉じ続けるだけで疲れてしまうことがあります。

舌の位置

安静時の舌は、上あごにぴたりとついているのが本来の位置といわれています。舌が下がっていると、お口は開きやすくなります。

食べ方・飲み込み方

丸のみや、舌で押し出すような飲み込み方が続くと、お口まわりの筋肉の使い方が身につきにくいことがあります。

姿勢

猫背や、あごが前に出た姿勢のときは、お口が開きやすくなるといわれています。

くせ

指しゃぶりや爪かみが続いていたり、おしゃぶりを長く使っていたりすると、お口の形や舌の位置に影響することがあります。

口呼吸が続くと起こりうること

歯ならび・あごの成長

口で息をしていると、舌が上あごを押し広げる力がはたらきにくくなるため、あごの成長や歯ならびに関わるといわれています。

むし歯・歯ぐき

お口が乾いてだ液が行きわたりにくくなるので、むし歯や歯ぐきの炎症が起きやすくなることがあります。

のど・風邪

鼻を通らずに空気が直接のどに入るため、のどを痛めやすくなるといわれています。

眠りの質

いびきをかいたり寝苦しくなったりすることがあり、日中の集中しにくさにつながる場合もあります。

あごや鼻まわりの発達

口呼吸が続くと、あごや鼻まわりの発達や姿勢にも関わると考えられています。

発音

舌の位置やくちびるの使い方によっては、発音がしにくくなることがあります。

※口呼吸があるお子さんに、これらが必ず起こるわけではありません。状態や経過はお子さんによって違いますので、気になる点は診察のうえでご説明します。

NAME

口腔機能発達不全症と保険診療

口腔機能発達不全症(こうくうきのうはったつふぜんしょう)

お口がいつも開いている状態は、検査の結果によって「口腔機能発達不全症」と診断されることがあります。2018年から保険で診療できるようになりました。くわしい内容はお口の機能・発達のページでご説明しています。

保険の対象となる年齢や通院の頻度などは、「保険と自費の考え方」のページでご確認いただけます。

FLOW

口ポカンの相談から練習までの流れ

  1. お話をうかがいます

    気になっていることと、それがいつごろからか、ご家庭でのごはんや眠りの様子をうかがいます。

  2. お口の状態を見せていただきます

    くちびるや舌の動き、あごや歯ならびなどを見て、お口がどのくらい閉じやすいかを確かめます。

  3. いまの状態をご説明します

    どこがこれから発達していくところなのかをお伝えします。

  4. お口のトレーニング(MFT)を始めます

    お子さんが遊びの感覚で続けられる形にしてお渡ししますので、ご家庭で毎日少しずつ続けてください。

  5. 月1回の通院で変化を確かめます

    練習を続けられているか、お口の様子がどう変わってきたかを確認します。あごの成長に合わせた矯正が必要かどうかも、このときに見ていきます。

AT HOME

口を閉じやすくするために家でできること

鼻の通りと姿勢を見る

「お口を閉じて」と声をかける前に、鼻がつまっていないか、姿勢が崩れていないかを見てあげてください。

歯ごたえのあるおかずを増やす

やわらかいものばかりだと、噛む力が育ちにくいことがあります。歯ごたえのあるものを、少しずつ献立に加えてみてください。

食事のときの姿勢

足がぶらぶらしていると、噛む力が入りにくいといわれています。足の裏が床か足台につく高さに、椅子を合わせてあげてください。

Q&A

よくあるご質問

まだ歯が生えていませんが、相談できますか?

はい、ご相談いただけます。

鼻づまりがあります。歯医者でいいのでしょうか?

はい、ご相談ください。当院では舌の位置や歯ならびなど、お口の側から見ていきます。鼻の通りが原因になっていそうなときは、耳鼻咽喉科の受診もおすすめしています。

すぐに矯正をすすめられますか?

いいえ、最初は状態を見てご説明するところからです。お口のトレーニングから始めることが多く、矯正が必要かどうかは、あごの成長を見ながら判断します。

子どもが歯医者を怖がります。

怖がって難しそうなときは、診察台に座れたところやお口を開けられたところで、その日は終わりにします。慣れるまでに何回か通っていただくお子さんもいます。

どのくらいの期間かかりますか?

お口の発達には個人差があるため、期間をお約束することはできません。月に1回のペースで、変化を見ながら進めていきます。

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あわせてご覧ください

このページは、一般的な情報をご紹介するものです。お口の状態には個人差があり、書かれていることがすべての方に当てはまるわけではありません。気になる点がありましたら、歯科医師にご相談ください。
掲載している写真には、イメージ写真を含みます。症状の説明に使っている写真は、実際の患者さんではありません。
医療法人社団愛北 オーク歯科クリニック(北海道釧路市昭和中央4丁目18-1 イオンモール釧路昭和店1F)

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