食べこぼし・丸のみ
食べ方や飲み込み方のことも歯科でご相談いただけます
食べ方を覚えていく順番
赤ちゃんは母乳やミルクを吸うところから始めて、月齢に合わせて、飲み込み方や噛み方を少しずつ覚えていきます。

吸う(哺乳期)
舌を波打たせるように動かして飲んでいます。この時期の舌の動きは、そのあとの食べ方にも関わるといわれています。

口を閉じて飲み込む
スプーンから離乳食を取り込み、くちびるを閉じてごっくんと飲み込みます。ここから、くちびるを使う練習が始まります。

舌でつぶす
やわらかい食べ物を、舌と上あごではさんでつぶします。口をもぐもぐと動かすようになってきます。

歯ぐき・歯で噛む
あごを左右にも動かして、奥の歯ぐきや歯で食べ物をつぶすようになります。この動きがうまく身につかないと、丸のみが続くことがあります。
※覚えていく時期には個人差があります。当院では、この順番で進んでいるかどうかを見ています。
食事中に気になる様子
食べ方のチェック
- よく噛まずに、丸のみしている
- いつまでも口の中にためている
- 食べこぼしが多い
- 食べるときに音が出る(くちゃくちゃ)
- お口を開けたまま食べている
- 偏食が強い・かたいものを嫌がる
- 飲み込むときにあごや口もとに力が入る
- 水分で流し込んでいる
- 食事に時間がかかりすぎる/早く終わりすぎる
- 食事中、姿勢が崩れる
気になるものがあれば、一度ご相談ください。離乳食を始めたばかりのお子さんでも構いません。
食事のときの姿勢と噛む力

足がぶらぶらしたまま食べていると、噛む力が入りにくくなるといわれています。足でふんばれないと、奥歯で食べ物をつぶす動きも出にくくなります。
食べ方のご相談では、椅子と足台の高さを見直すところから始めることがよくあります。足の裏が床か足台にぴったりつく高さにして、テーブルとの距離や背もたれの位置もあわせて確かめます。

なめらかな食事が長く続く
なめらかなものばかりが続くと、舌でつぶしたり噛んだりする動きが出てきにくいことがあります。

スプーンを奥まで入れてしまう
くちびるで取り込む練習になりにくいことがあります。スプーンは下くちびるにのせて、お子さんが自分で取り込むのを待ってみてください。

水分で流し込む
噛まずに飲み込むくせにつながることがあります。食事中の飲み物は、何口か食べて区切りのいいところで出すようにしてみてください。
食べ方の相談で保険が使える場合
口腔機能発達不全症(こうくうきのうはったつふぜんしょう)
食べたり話したりするときのお口のはたらきや、呼吸のしかたが、年齢に比べて十分に発達していない状態を指す病名で、2018年から歯科の保険診療で診られるようになりました。
むし歯と違って痛みが出ないので、ご家庭では気づかないまま過ぎてしまうことも少なくありません。お子さんはまだ成長の途中にあるので、舌やくちびるの使い方の練習(MFT)を始めやすい時期でもあります。
対象になる年齢や通院の間隔など、保険で診る場合の決まりは保険と自費の考え方のページにまとめています。お子さんの状態によっては保険の対象にならないこともあるので、検査をしたうえでご説明します。
赤ちゃんの飲み方と食べ方
離乳食が始まる前からご相談いただけます。お口の使い方は、生まれてすぐの授乳のころから毎日少しずつ身についていき、歯ならびや口呼吸とも関わると考えられています。早いうちから見ておくことをおすすめしています。
「まだ小さいから早いかな」と迷われているときも、気になったらご相談ください。
乳児教室|毎月・参加費無料・各回5組歯が生える前に、いちど歯医者へ
0歳〜1歳半のお子さんと保護者の方を対象に、寝返りやうつ伏せ、ハイハイといった赤ちゃんの動きを講師と一緒にたどる「WARAリズム®」の体験会を、毎月1回開いています。講師は、歯科衛生士の水上志帆と副理事の柏尾円華が務めます。
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食べ方のご相談の流れ
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ふだんの食事についてお聞きします
何をどのくらいの時間で、どんな姿勢で食べているかをうかがいます。スマートフォンで食事の様子を撮った動画があれば、それも見せてください。
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舌やくちびるの動きを見ます
舌の動きやくちびるの閉じ方に加えて、歯ならびとかみ合わせも確認します。
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いまの段階をご説明します
食べ方がいまどの段階まで進んでいて、次に何を練習するとよいかをお伝えします。
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家での練習と食事の工夫をお伝えします
お口のトレーニング(MFT)のやり方と、食事の出し方で変えられるところをお話しします。
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その後は月1回通っていただきます
食べ方の変化を確かめながら進めます。必要な場合は、小児科の受診や、栄養の相談窓口でのご相談をおすすめすることがあります。
よくあるご質問
好き嫌いが多いだけだと思うのですが。
好みの問題のこともありますが、かたいものを避けている場合は、噛みにくさが関わっていることもあります。どちらなのかは、お口の動きを見せていただくとある程度分かります。
何歳までに直したほうがいいですか?
何歳までという決まりはありませんが、お口の使い方は毎日くり返すうちに習慣になっていくので、気づいたときに始めるのがよいと考えています。
保育園の給食のことも相談できますか?
ご相談いただけます。給食での食べ方も、ご家庭での食事と同じようにうかがいます。
あわせてご覧ください
このページは、一般的な情報をご紹介するものです。お口の状態には個人差があり、書かれていることがすべての方に当てはまるわけではありません。気になる点がありましたら、歯科医師にご相談ください。
掲載している写真には、イメージ写真を含みます。症状の説明に使っている写真は、実際の患者さんではありません。
医療法人社団愛北 オーク歯科クリニック(北海道釧路市昭和中央4丁目18-1 イオンモール釧路昭和店1F)


