2歳の口がいつも開いているときに家で見直したい食事と姿勢

平日 9:00-12:30/14:00-17:30土曜 9:00-17:00 休診:日曜・祝日

2歳の口がいつも開いているときに家で見直したい食事と姿勢

年齢・月齢べつ2026年9月21日

2歳のお子さんに「お口を閉じて」と言っても、まだよく伝わらないことが多いと思います。遊んでいるときもテレビを見ているときも口が開いたままだと気になりますが、この年齢では言い聞かせて直すのはむずかしいので、やり方を変える必要があります。

2歳のうちは、椅子の高さや食べものの形を見直すことから始めます。それでも口が開いたままのときや、寝ているときに口を開けていびきをかくようなときは、歯科を受診してください。

2歳でいつも口が開いている理由

口のまわりの筋肉は2歳でもまだついてきている途中で、食べ方や飲み方もこれから上手になっていきます。口が開いている場面がある程度あっても、この年齢ではふつうです。

ただ、起きているあいだいつ見ても開いていたり、寝ているあいだも口が開いていたりする状態が続くなら、口が閉じにくくなる原因がどこかにあります。2歳の場合は、鼻の通りと、毎日の食事のとり方が関わっていることがよくあります。

1.鼻のつまり

かぜのあとに鼻水が長く残ったり、アレルギー性鼻炎が出はじめたりして、鼻の通りが悪くなっていることが多いです。アデノイドが大きくて、鼻が通りにくくなっている場合もあります。鼻で息がしにくいと、口を開けて息をするほうが楽になってしまいます。鼻が原因のときは耳鼻咽喉科での治療が中心になるので、先に耳鼻咽喉科を受診してください。歯科では、その治療と並行して口の使い方を見ていきます。

見分けるときは、寝ているときのいびきと、朝ののどの渇きが手がかりになります。鼻がつまっているお子さんは、寝入りばなにいびきをかいたり、口を大きく開けて寝ていたりします。

2.噛む機会の少ない食事

離乳食を終えて幼児食に移っていくこのころは、食べやすいように細かく刻んだり、やわらかく煮たりすることが多くなりがちです。そうした食事が続くと、噛む力がつきにくく、唇を使う機会も増えません。食べてくれるものを優先したい日もありますが、食べものの形は少しずつ変えていけます。

おやつの回数や中身をむし歯の面から見直したいときは、おやつのむし歯対策は時間と回数から|1日1〜2回の決め方と選び方も参考にしてください。

3.食事のときの姿勢

食事のときに足が宙に浮いていると体が安定しないので、あごが上がって口も開きやすくなります。身長が伸びて、使っている椅子の足置きやテーブルの高さが合わなくなっていることもあるので、一度見直してみてください。

食卓で食事をしている家族と子ども
足が床か台についていると、食事中の姿勢が安定しやすくなります。※写真はイメージです。

食卓まわりと指しゃぶりの見直し

足置きとテーブルの高さ

足置きのない椅子なら、足の下に台を置いて、足の裏全体が台につくようにします。テーブルの高さも、ひじを軽く乗せられるくらいに合わせてください。高さが合うと、それだけで食べ方が変わることもあります。

前歯を使う食べもの

この年齢では、前歯でかじり取ることを特に意識してみてください。このとき唇も使います。きゅうりはスティックに、りんごは薄めに切って、手に持ってかじれる大きさで出します。のりを巻いたおにぎりもおすすめです。小さく切って口に入れてあげると、その機会がなくなってしまいます。

2歳の指しゃぶりとおしゃぶり

指しゃぶりは、2歳ではまだあわててやめさせる必要はありません。3歳ごろまでに自然に減っていくお子さんが多く、無理にやめさせようとすると、かえって長引くことがあります。

ただ、指しゃぶりやおしゃぶりが日中も長く続いている場合や、前歯にすき間が見えてきた場合は、歯科で相談してみてください。一日のうちどのくらい続いているかをうかがって、やめ方をご説明します。

2歳で歯科への相談を考えたいこと

  • 口を開けて寝ている日や、いびきをかく日がある
  • 鼻水が2週間以上続いている
  • くちゃくちゃと音を立てて食べる
  • 食べものを丸のみしたり、反対にいつまでも口の中に入れていたりする
  • くちびるがいつも乾いている

いくつかあてはまるようなら、一度お口を見せてください。治療はせずに「いまはこのまま見ていきましょう」とお伝えして終わることもよくあります。

2歳で受診したときの診察

はじめての日は、診察台に座れなくてもかまいません。抱っこのままでも診察できますし、お口を見せてくれなくても、ふだんのことをうかがえば見当がつくことも多いです。

お話では、食事や睡眠についてお聞きします。鼻の調子や歩きはじめた時期をうかがうこともあります。

仕上げみがきをしてもらっている小さな子ども
泣いてしまってもかまいません。※写真はイメージです。

お口の検査の結果によっては、口腔機能発達不全症として保険で経過を見ていけることがあります。その場合の通院は月に1回ほどで、そのたびに家で続けることをお伝えします。状態によっては保険が使えない場合もあるので、そのことも検査の結果とあわせてお伝えします。

よくあるご質問

2歳では早すぎませんか

0歳の赤ちゃんのご相談もお受けしているので、2歳で早すぎることはありません。早めに一度診ておくと、「いまは経過を見ていてよい」と分かるだけでも、かえって気が楽になる方が多いです。

乳歯が生えそろってから受診したほうがいいですか

生えそろう前でも受診していただけます。乳歯がそろう前のこの時期にも、お口の使い方や食べ方で確かめておきたいことがあります。

泣いて口を開けてくれないと思います

無理に押さえてお口を見ることはしませんので、はじめのうちは、医院に来て場所に慣れるだけの日があってもよいと思います。

あわせて読みたい

この記事の作成 オーク歯科クリニック 医療法人社団愛北 オーク歯科クリニック(北海道釧路市・イオンモール釧路昭和店1F)

院長 柏尾達也(1994年 北海道医療大学歯学部卒業。旭川医科大学附属病院 口腔外科をへて、2000年にイオン釧路昭和SC内で開業)のもとで、0歳から中学生の年代まで、お子さんのお口の育ちを中心に診ています。Neo-Cap System 認定医院(同システムによる認定であり、行政機関の許認可ではありません)。矯正に関するご相談は延べ500名以上(2018年9月〜2023年8月時点)。院長紹介を見る ›

2歳でもご相談いただけます

お話をうかがうだけで終わる日もあります。

このページは、お子さんのお口の育ちについて一般的な情報をご紹介するものです。お口の状態や育ちには個人差があり、書かれていることがすべてのお子さんに当てはまるわけではありません。掲載している写真はイメージで、実際の患者さんではありません。気になる点がありましたら、歯科医師にご相談ください。
医療法人社団愛北 オーク歯科クリニック(北海道釧路市昭和中央4丁目18-1 イオンモール釧路昭和店1F)

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です

上部へスクロール